東北秋田県の総合建設コンサルタント

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はじめに

 2018年3月に卒業を予定している学生の皆さん、こんにちは。代表を務めます鵜沼順之と申します。当社は創業40年を超える地元の建設・補償コンサルタント会社(金融商品を取り扱うような会社でもなく工事会社でもありません 調査設計会社です)で、お客様は国土交通省や秋田県、秋田県内の市町村であり、南は福島、北は青森まで出張することもしばしばです。調査設計や工事を含む広い意味での建設サービス業は、創る時代から維持する時代に入って久しく、行政スリム化(官公庁に務める技術者が激減!)によって今あるインフラの『管理』の分野でも活躍が期待されています。

 2012年の暮れ、笹子トンネルの天井が崩落する事故が起き(トンネル構造本体は大丈夫でしたが天井を吊る粘着系が強度を維持していませんでした)、業界全体がとうとう起きてしまったという雰囲気になりました。行政など管理する側も優先順位をつけながら対策を講じてきたにも拘らず(調査や工事はタダではないので管理する側も大変です)。
 2015年9月『関東・東北豪雨』が茨城県常総市を中心に甚大な被害をもたらしました。各地で起こる「今までに経験したことのない」と形容される自然災害に対し、地域の安全と安心を『技術』という商品で責任を全うしていく会社です。「無料」と勘違いされやすい公共インフラを誰かが担保していかなければならなく、私たち建設サービス業がその重要な部分を担っています。

 また東日本大震災からまもなく6年経ち今なお避難生活をされている方には改めてお見舞い申し上げます。今も当社の技術者が現地で復興関連の調査設計をしております。日本有史上最大級の自然災害でしたが、阪神淡路大震災の教訓がしっかりと受け継がれ、実のところ地震による倒壊が直接原因の死亡者は殆どありませんでした。
 これがもし海外だったらこうはいきません(2016年2月の台湾を襲った地震は、残念ながら倒壊事故による死者が発生してしまいました)。舌をかまない道路や地震に強い橋、蛇口をひねると飲料水が出る、トイレを流すとしっかりと処理場まで流れていく、大雨が降っても数時間後には路面が水浸しにならないなど当たり前ですが、途上国など整備されていない地域へ海外旅行すると日本のインフラの品質の高さに感動せずにはいられないと思います(時々バラエティ番組で日本ODAによって整備された道路です等と放映されていますね)。これらは政府の国土形成に対する姿勢と脈々と先代技術者から引き継がれてきた技術・財産によるものなのです。どの記事だったか忘れましたが『次世代投資事業』という言い方をしておりました、まさにその通りです!

 前置きが長くなりましたが、社会に誇れる業界です。やる気のある、多少の壁に突き当たってもヘコたれない豊かな発想を持った若い技術者を、仲間として是非迎えたいと心底思っております。

学生の皆さんへ望むこと

 東日本大震災によって私の中で色々な価値観が変わりました。皆さんはまだ高校生か中学生だったと思いますが、少なからず変わったに違いありません。何が幸福で、何が不幸せなのか?寿命の長さと幸せは正比例ではなく『どのように生きるか!』そんな風に考えるようになりました。次元がちょっと違いますが、残された学生でいられる貴重な時間を様々な経験や失敗を積んで恥をかき(程度によりますね)、たくさんの本を読んで、人間の奥行きを深められる土壌をつくったほうが社会人になってから爆発的に伸びると思います。
 学業は重要です!ですがそれ以外にも大事なことが学生時代にあります。今しかできない経験をたくさんしてきてください。当社では学業優秀な方はもちろんのこと、そっちは得意じゃなくても問題・課題に直面したときに打ち克っていける人、たくさんの友人を持った人、そうした人材を求めています。

当社の様子

 当社はとても忙しいです。正直なところ(恥ずかしくもあります)、有給休暇を年間全て消化できている社員は一人もいません。皆さんが日々利用しているインフラを管理している行政をサポートする会社です。苦難を乗り越え安定した経営基盤を担保できる全ての会社の共通項は、自社の商品やサービスに対して妥協せず、徹底的に改善策を検討・計画・実践している点だと思います。
 そして商品は道路や橋などの設計、様々な点検調査といった、全て地域特性(都市部と田園部、平野部と急峻な山地では当然違いますよね)が、ふんだんにちりばめられたオーダーメイド商品です。ときには自然災害による対応で徹夜での図面作製や、電話一本で当初の設計内容や調査スケジュールなどが変わることもしばしばです。また売りっぱなしも出来ないので、アフターフォローも10年単位となります(といっても、契約書にわざわざそう書いてあるわけではありません)。信じてもらえないかもしれませんが、その分やりがいや達成感もこの上ないものがあります。今回のような地震や豪雨などがあると、自分が設計した道路や堤防はどうなっているだろうと考えたり、国土交通省のホームページで河川の水位を確認したり、あって当たり前の公共インフラを自分の家のように心配するようになります。被災者でありながら自衛隊よりも早く現場に駆け付け、自衛隊や緊急車両が通行するために大活躍した地元建設業の方々はその最たるものではないでしょうか?彼らのプロ根性には本当に頭が下がります。

 秋田市内でも電気自動車のための充電スタンドをよく見かけるようになりました。いずれ水素スタンドなるものも出てくるかもしれません。時間はかかると思いますが、様々な技術革新は大なり小なり私たちの生活に影響をもたらし、公共インフラや都市計画などのルールや規制も人口減少時代とあいまって変化していくのではないでしょうか。当社は社会の変化やニーズをしっかりと見据え、公共インフラを維持管理する技術をサポートしていきます。そして建設・補償コンサルタントとは、それによって私達が住む地域の財産(生命、家、車等)を守る、誇り高い職業であると自負しています。

結びに

 当社は、難しい計算やシミュレーション・比較検討などを駆使して、設計あるいは調査成果(目に見える商品として厚さ何十センチという報告書と何十枚もの図面です!)というものを創り上げる会社です。しかし、そこで大事なのは人間性だと私は思っています。どんな商売でもウソやお調子者は信用されませんし、人間力のある方がうまくいくにちがいありません。道路や橋を設計するプロもいれば河川堤防設計のプロもおり、現在ある家屋を移転して道路や融雪歩道を造る際の建物補償調査(別な場所へ新たに建てる費用積算)のプロもいます。それら全部を一人でできる天才は少なくとも当社にはいないので、それぞれが心地良い連携プレーで進めていく必要があります(むしろ良い意味で不器用な人の方が多いかもしれません)。

 自分の将来を大きく左右する就職活動はとても大変です。エントリーシートを何枚も書いたことでしょう。これは天職だろうかと悩みます。大企業であっても公務員であっても将来どうなるか分からない世の中です。ましてや地方の中小企業は情報が少なくもっと不安で心配だと思います。ですが国内企業の99%が中小企業ですし、大企業への就職が人生のゴールでもなく、個々の人生を充実したものに、どのように生きるかが重要だと思います。

 卒業研究もままならない状況だと察します。アルバイトもしなければ生活できない学生も沢山いると思います。しかし、それぞれ皆様々な悩みを抱えて生きています。こんな時代だからこそ、勉学とともに今しかできない「その他」の部分を全うしてください。そしてもし当社に興味を持ちましたら申し込んでみてください。当社の仲間と一緒に、地図を塗り替える建設サービス業の一員になりませんか。  面接のときにお会いしましょう。

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