東北秋田県の総合建設コンサルタント

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はじめに

2021年3月に卒業を予定している学生の皆さん、こんにちは。代表を務めます鵜沼順之と申します。当社は創業50年を超える地域の建設・補償コンサルタント会社(金融商品を取り扱うような会社でもなく施工会社でもありません 土木系の調査設計会社です)で、お客様は国土交通省や秋田県、秋田県内市町村であり、南は福島、北は青森まで出張することもしばしばです。調査設計や工事を含む広い意味での建設サービス業は、創る時代から維持する時代に入って久しく、行政スリム化(官公庁に務める技術者が激減!)によって今あるインフラの『管理』の分野でも活躍が期待されています。

まずは台風19号による豪雨災害によって被災された方、関係者の皆様、心からお見舞い申し上げます。東北では東日本大震災から約9年を迎えつつあり、道路網やライフラインなどの復旧復興が終盤に来ております。ただ2018年9月『北海道胆振東部地震』の土砂崩れやブラックアウトといわれた北海道全域停電、関西空港が機能停止してしまうような台風、草津白根山の噴火、西日本豪雨や九州豪雨など、ここ数年様々な自然災害が全国各地で猛威を振るっております。秋田県内でも2017年から2年連続で雄物川が氾濫してしまいました。
こういった自然災害から地域の安全と安心を確保し、また日々の生活をより良い環境で過ごすための公共インフラストラクチャー(橋や道路、堤防や地中に埋設されている水道管、ダムや海岸堤防など多岐にわたります)を維持する『技術』という商品で社会貢献している会社です。普段何気なく利用している道路や橋など「無料」と勘違いされやすい公共インフラを誰かが担保していかなければならなく、私たち建設サービス業がその重要な部分を担っています。

また東日本大震災から9年を迎えようとしているわけですが今なお避難生活をされている方には改めてお見舞い申し上げます。日本有史上最大級の自然災害でしたが、阪神淡路大震災の教訓がしっかりと受け継がれ、実のところ地震による倒壊が直接原因の死亡者は殆どありませんでした。
これがもし海外だったらこうはいきません(2016年2月の台湾を襲った地震は、残念ながら倒壊事故による死者が発生してしまいました)。舌をかまない道路や地震に強い橋、蛇口をひねると飲料水が出る、トイレを流すとしっかりと処理場まで流れていく、大雨が降っても数時間後には路面が水浸しにならないなど当たり前ですが、途上国など整備されていない地域へ海外旅行すると日本のインフラの品質の高さに感動せずにはいられないと思います(時々バラエティ番組で日本ODAによって整備された道路です等と放映されていますね)。これらは政府の国土形成に対する姿勢と脈々と先代技術者から引き継がれてきた技術・財産によるものなのです。どの記事だったか忘れましたが『次世代投資事業』という言い方をしておりました、まさにその通りです!

前置きが長くなりましたが、社会に誇れる業界です。やる気のある、多少の壁に突き当たってもヘコたれない豊かな発想を持った若い技術者を、仲間として是非迎えたいと心底思っております。

学生の皆さんへ望むこと

東日本大震災によって私の中で色々な価値観が変わりました(当時38歳でした)。皆さんはまだ小学生だったかもしれませんが少なからず影響していると思います。私は何が幸福で、何が不幸せなのか?寿命の長さと幸せは正比例ではなく『どのように生きるか!』そんな風に考えるようになりました。次元がちょっと違いますが、残された学生でいられる貴重な時間を様々な経験や失敗を積んで恥をかき(程度によりますね)、たくさんの本を読んで、人間の奥行きを深められる土壌をつくったほうが社会人になってから爆発的に伸びると思います。

学業は重要です!ですがそれ以外にも大事なことが学生時代にあります。今しかできない経験をたくさんしてきてください。多様化する時代に応えていくためには、あらゆる視点から物事を自分の頭で考える力と未来を見据える力が必要です(そこに学校で学ぶような明確な解答はありません)。当社では理工系など専門技術系の学生だけでなく、文系の方も受け入れています。学業優秀な学生はもちろんのこと、そっちは得意じゃなくても問題・課題に直面した時に打ち克っていける人(部活にのめりこんだ方大歓迎!)、たくさんの友人を持った人(その場の空気を変えられるのは素晴らしい才能です!)、そして「自分はこういう人になりたい」という理想や目標をしっかり持てる人(ナイスガイですね)、そんな人材を求めています。

当社の様子

当社はとても忙しい会社です(が、この2年で格段に就労環境は良くなりました!)。
皆さんが日々利用しているインフラを管理している行政をサポートする会社です。苦難を乗り越え安定した経営基盤を担保できる全ての企業の共通項は、自社の商品やサービスに対して妥協せず、徹底的に改善策を検討・計画・実践している点だと思います。
そして商品は道路や橋などの設計、様々な点検調査といった、全て地域特性(都市部と田園部、平野部と急峻な山地では当然違いますよね)が、ふんだんにちりばめられたオーダーメイド商品です。今回のような自然災害時には深夜近くまで調査資料や設計図面の作製、電話一本で当初の設計内容や調査スケジュールなどが変わることもあります。また売りっぱなしも出来ないので、アフターフォローも10年単位となります(といっても、契約書にわざわざそう書いてあるわけではありません)。信じてもらえないかもしれませんが、その分やりがいや達成感もこの上ないものがあります。地震や豪雨などがあると、自分が設計した道路や堤防はどうなっているだろうと考えたり、国土交通省のホームページで河川の水位を確認したり、あって当たり前の公共インフラを自分の家のように心配するようになります。被災者でありながら自衛隊よりも早く現場に駆け付け、自衛隊や緊急車両が通行するために大活躍した地元建設業の方々はその最たるものではないでしょうか?彼らのプロ根性には本当に頭が下がります。

秋田市内でも電気自動車のための充電スタンドをよく見かけるようになりました。いずれ水素スタンドなるものも出てくるかもしれません。県内の高速道路網も繋がりはじめ大変良くなりました(横手山内間の自動車専用道路が4車線化になりそうです!秋田新幹線も新たにトンネルを掘って冬季でも安定して運行できるようになるかも!)。時間はかかると思いますが、様々な技術革新は大なり小なり私たちの生活に影響をもたらし、公共インフラや都市計画などのルールや規制、更に加速する人口減少とあいまって変化していくのではないでしょうか。当社は社会の変化やニーズをしっかりと見据え、公共インフラを維持管理する技術をサポートしていきます。そして建設・補償コンサルタントとは、それによって私達が住む地域の財産(生命、家、生活環境等)を守る、誇り高い職業であると自負しています。

結びに

当社は、難しい計算やシミュレーション・比較検討などを駆使して、設計あるいは調査成果(目に見える商品として厚さ何十センチという報告書と何十枚もの図面です!)というものを創り上げる会社です。しかし、そこで大事なのは人間性だと私は思っています。どんな商売でもお調子者や自己中心的な人は頼りにされませんし、人間力のある方がうまくいくにちがいありません。走りやすい道路や橋を設計するプロもいれば河川堤防設計のプロもおり、そうしたインフラを造るために現在ある家屋を移転するのに必要な補償調査(別な場所へ新たに建てる費用積算)のプロもいます。それら全部を一人でできる天才は少なくとも当社にはいないので、それぞれが心地良い連携プレーで進めていく必要があります(むしろ良い意味で不器用な人の方が多いかもしれません)。私たちが業務で必要とする技術はめまぐるしいスピードで進歩しており(様々な基準や法令が毎年少しずつ変わります)、それによって求められるスキルも時と場合によって全く異なります。学校で勉強してきたことがすぐに活かせるというより、入社してからの努力がものを言う世界です。

自分の将来を大きく左右する就職活動はとても大変です。エントリーシートを書きながらこの会社でいいのだろうかと葛藤したかと思います。大企業であっても公務員であっても将来どうなるか分からない世の中です。ましてや地方の中小企業は情報が少なくもっと不安で心配だと思います。ですが国内企業の99%が中小企業ですし、大企業への就職が人生のゴールでもなく、個々の人生を充実したものに、どのように生きるかが最も重要だと思います(言い訳っぽくなりますが大企業が集う首都圏は家賃含め生活費が高いですし、子育て環境やリタイヤ後の生活設計も大事ですよ)。

卒業研究もままならない状況だと察します。アルバイトもしなければ生活できない学生も沢山いると思います。しかし、それぞれ皆様々な悩みを抱えて生きています(ストレスの無い人っているのかな?)。こんな時代だからこそ、勉学とともに今しかできない「その他」の部分を全うしてください。そしてもし当社に興味を持ちましたら申し込んでみてください。当社の仲間と一緒に、地図に自分の実績を残す建設サービス業の一員になりませんか。

面接のときにお会いしましょう。

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